大型サイズを展開する中で特に目を引くのが、「ポテトチップスビッグバッグ増量プロジェクト」の存在だ。ファミリー層やパーティー需要を狙ったこのプロジェクトは、既存のビッグバッグをさらに15%以上増量するという破格の施策である。
カルビー株式会社の江原信社長は、社内プロジェクトの立ち上げに際し「単に量を増やすだけでなく、家族や友人と分け合う楽しい体験そのものを届けることがブランドの信頼に繋がる」と強調したという。また、対抗する株式会社湖池屋の佐藤章会長も「スナック菓子は生活に彩りを添える情緒的価値が重要。お客様が手に取った瞬間の『得をした』という驚きこそが、ブランド愛着度を高める」と意気込みを見せる。トップ同士の決断が、売り場での激しいシェア争いに火をつけている。