早朝の市場付近や深夜のオフィス街。地元のコアなファンが吸い込まれていく店舗には、決まった訪問タイミングが存在する。観光客の行列がピークを迎える正午や19時前後を避け、開店直後の11時前や、昼のピークが引いた15時台を狙うのが鉄則だ。さらに一部の老舗では、早朝営業で仕込みたてのフレッシュなスープを提供する。濁りが少なくキレのある一番ダシに近い味わいは、通だけが知る贅沢だ。
並ばずに極上の一杯へ辿り着くための裏技は、店ごとのスープの『炊き直し時間』を見極めることにある。夕方の営業再開直後は、追い骨を投入して濃度がぐっと高まる時間帯。こってり好きなら、このタイミングを狙うのが賢明だ。