帝国重工の歴史を語る上で欠かせないのが、大田区の町工場・佃製作所の存在だ。かつて帝国重工の独自特許を打ち破り、独自のバルブシステムでロケット搭載を果たした佃製作所は、巨大企業に対する中小のプライドの象徴でもある。
最新のプロジェクト展開においても、内製化にこだわる帝国重工の過激派と、町工場の圧倒的技術力を買いたい現場との間で激しい摩擦が生じている。妥協を許さない佃の職人魂と、巨大組織の論理。一見相容れない両者が clashes を繰り返しながらも、極限状態でのロケット打ち上げに向けて再び共闘へと向かうドラマは、観る者の胸を熱く焦がしてやまない。