コンテンツの主戦場は、完全に「長さ」から「テンポ」へとシフトした。ByteDanceが手掛けるTikTokが爆発的な成長を遂げたことで、視聴者の集中力持続時間は一気に短縮。これに対抗してYouTube Shortsが参入し、ショート動画の主導権を巡るプラットフォーム間の攻防は熾烈を極めている。
わずか数秒でユーザーのスクロールの手を止めさせられるかどうかがすべての勝敗を分ける。AIアルゴリズムは、視聴完了率と冒頭3秒の離脱率を徹底的に数値化し、おすすめフィードへの露出を選別する。過去の知名度やチャンネル登録者数に関係なく、1本の動画が突如数百万回再生されるチャンスがある一方で、アルゴリズムの微修正によって昨日までの再生数が一夜にして激減する恐怖とも常に背中合わせだ。