あの独特の強い痛みの原因は、子宮頸部が非常にデリケートで神経が集中している部位だからです。とりわけ初産婦の場合、子宮口が未成熟で開いていない状態が多く、指を入れてアプローチするだけでも強い圧迫感と擦れる痛みが生じます。
施術時の注意点として、痛みから逃れようとお尻を浮かせたり腰をひねったりするのは避けなければなりません。体が動くと、手元がブレてデリケートな粘膜を余計に傷つける危険が生じるからです。どうしても恐怖感がぬぐえないときは、内診台の手すりを強く握りしめ、目を閉じて意識を自分の呼吸だけに集中させましょう。助産師に手を握ってもらうのも心強い助けになります。