2000年代初頭、「月(るな)」のような読み方は、いわゆる「キラキラネーム」の代表格として一部で批判的な眼差しを向けられることも少なくなかった。常識から逸脱している、あるいは読めない名前は子供が苦労するという意見だ。
しかし、各種の育児・名付けメディアが実施する最新のランキング調査を紐解くと、情勢は一変している。「月」を使った名前は毎年のように上位へランクインし、響きの洗練された定番名として定着。世代交代が進み、多様な読み方を受け入れる社会的包容力が広がったことで、否定的なニュアンスは急速に薄れつつある。