ローコスト住宅の購入において、多くの検討者が気にする「値引き交渉はできるのか」という疑問。結論から言えば、ファイブイズホームにおける値引きの成否は「建売か注文住宅か」、そして「建売の完成時期」によって明確に分かれます。
まず注文住宅の場合、本体価格からの大幅な現金値引きは原則として期待できません。同社は最初から原価ギリギリの利益率で価格設定を行っているため、数十万円規模の値引きを迫ると構造や人件費を削る話になりかねません。注文住宅で交渉する際は、「本体の値引き」ではなく、「網戸やカーテンレール、エアコンなどのオプション設備の無償サービス」や「外構工事費用の端数カット」を狙うのが賢明な立ち回りです。
対照的に、建売住宅では数百万円規模の価格改定(値引き)が日常的に発生しています。ハウスメーカーにとって、完成した建売住宅が長期間売れ残ることは資金回収の停滞を意味します。特に「完成後3ヶ月以上経過した未成約物件」や、同社の決算期・四半期末(年度末など)のタイミングでは、価格交渉の余地が劇的に広がります。
ただし、大幅な値引きには盲点もあります。値下げ幅が大きい物件は、「日当たりに難がある」「道路付けが狭い」「旗竿地である」など、何らかの理由で敬遠されているケースが少なくありません。価格の安さだけに目を奪われず、周辺環境や隣地との高低差、将来の売却難易度を冷静に判断する視点を失ってはなりません。