楽器店店頭の試奏アンケートや国内SNS・コミュニティフォーラムを精査すると、主要3大ブランドに対する評価には明快な傾向が表れています。
まず圧倒的な高評価を獲得しているのがヤマハTHRシリーズです。愛用者のレビューでは「机の上に置いてPCスピーカー兼ギターアンプとして生活に溶け込む」「深夜にささやくような小音量で鳴らしても低音とリバーブの広がりが損なわれない」といった声が過半数を占めます。オーディオ再生用スピーカーとしての音質もオーディオ専用機に匹敵するため、「練習以外の時間も常にデスクで稼働している」という生活密着型のメリットが強調されています。
一方、バンドマンやスタジオ練習経験者から厚い支持を集めるのがボスKATANAアンプです。現場のプレイヤーからは「30cmのスピーカーコーンが空気を揺らす感触は、卓上型アンプでは絶対に味わえない」「BOSS製コンパクトエフェクターをそのまま繋いでも一切音が濁らない」といった口コミが寄せられています。ただし、「本体サイズが相応に大きいためワンルームの部屋では圧迫感がある」という現実的な指摘も少なくありません。
伝統のロックサウンドを求める層に根強いのがマーシャルの小型アンプです。「ボリュームを上げた時のザラリとしたクランチ感は唯一無二」「これぞエレキギターという音圧にモチベーションが上がる」という熱烈な声がある反面、「小音量時のクリーントーンがやや硬質」「付属のヘッドホン端子では伝統のMarshallらしさが薄れる」といった音作りのスイートスポットの狭さに言及する意見も見受けられます。