車中泊愛好家やアウトドア派の間で、道の駅国上はしばしば「新潟遠征の聖地」と称される。その実態を確かめるべく、現地での宿泊実態とネット上の生々しいレビューを検証した。
まず押さえるべきは、宿泊機能が「無料の一般駐車場での一時的な仮眠」と「公認の有料RVパーク・キャンプ場」の2系統に分かれている点だ。無料駐車場における夜間の治安は概ね良好で、国上山の静寂に包まれるため快眠しやすいという声が多い。しかし、夜明けとともに早朝トレッキング客やツーリンググループの車両が出入りするため、「静かに寝ていられたのは午前5時までだった」という現実的な体験談も散見される。
一方、整備された道の駅国上 RVパークやキャンプ場スペースを利用したユーザーからは、極めて高い評価が寄せられている。利用者のレビューを分析すると、以下のような生の声が浮き彫りになる。
「温泉から上がってそのままビールを飲み、車内で眠れる動線が完璧すぎる」(40代・車中泊ファン)
「手ぶらバーベキューで貸し出された燕三条のステンレス包丁やホットサンドメーカーの切れ味・使い心地に感動した」(30代・ファミリー層)
「連休中はRVパークの予約が激戦。当日飛び込みでの利用はほぼ不可能なため、計画性が必須」(50代・キャンピングカーオーナー)
車中泊利用者にとって、徒歩1分圏内に清潔な温浴施設と水洗トイレが存在する恩恵は計り知れない。ただし、人気の過熱によって週末の予約枠争奪戦が激化している現実は見逃せない。