インターネット上の掲示板やSNSでは、時折「山口百恵の決定的な露出ショットが存在する」といった真偽不明の情報が飛び交うことがあります。長年にわたるアーカイブ検証の結果から言えば、公式に撮影・公開された作品の中に、本人の胸部が完全に露出した写真は一切存在しません。
出回っている画像の多くは、主に2つのパターンに分類されます。1つ目は、1970年代の印刷技術やフィルム特有の粒子感、水着撮影時の水滴や影が偶然重なり、特定の部位のように見えてしまった「錯視画像」です。2つ目は、1990年代以降のインターネット普及期に作成された悪質なコラージュ画像(アイコラ)が、デジタルリマスターや無断転載を繰り返す中で本物のように誤認されたケースです。
当時の所属事務所であるホリプロおよびレコード会社のCBS・ソニーは、彼女の清純さと神秘性を厳格にブランディングしていました。トップアイドルとしての品格を損なうような無防備な露出撮影が許可される余地は当時から存在していませんでした。