しみチョココーンの最大の特徴は、スナックの表面にチョコを吹き付けるコーティングではなく、生地の内部構造の隅々までチョコを行き渡らせる「真空含浸(がんしん)製法」にあります。
通常、多孔質(無数の小さな空気穴を持つ)のコーンパフに油脂分の多いチョコレートを浸透させようとしても、パフ内部の空気が邪魔をして表面にしか付着しません。ギンビスが確立した含浸製法では、減圧チャンバー内でコーンスナック周囲の気圧を下げ、内部の空気を強制的に抜き取った状態で液状チョコレートを接触させます。その直後に気圧を一気に常圧へ戻すことで、外気圧の力によってチョコレートがパフの微細な空洞の奥深くまで均一に押し込まれる仕組みです。
この高度な物理工学技術により、以下の3つの決定的メリットが実現しています。
- 手につきにくい構造:表面に過剰なチョコの層が残らないため、指先でつまんでも体温でドロドロに溶けにくく、デスクワークや読書中にもストレスなく食べられる。
- 絶妙なサクサク感の維持:パフの骨格組織を破壊することなく内部にチョコを満たすため、噛んだ瞬間の軽快な歯ごたえと、直後に広がる濃厚なチョコの口どけが完璧に共存する。
- 均一な風味設計:どこをかじってもコーン生地の香ばしさとカカオの甘みが一定の比率で口内に届き、最後まで飽きのこない味わいを保ち続ける。