実際にNノーズを受検し、高リスクとされる「D判定」または「E判定」が出た場合、どのようなフローを辿ることになるのか。ここには受検前に必ず把握しておくべき現実があります。
まず、陽性判定が出た段階でHIROTSUバイオサイエンスが提供する「N-NOSE安心サポート」等の専用窓口を通じて、提携医療機関の案内や専門医への相談が可能です。しかし、そこから先に行う精密検査(全身PET-CT、胃・大腸内視鏡、胸腹部造影CT、頭部MRIなど)は、自覚症状がない限り基本的に全額自己負担(自由診療)となります。
全身を網羅的に調べる精密検査パッケージを受診した場合、検査費用は10万円から20万円前後に達することも珍しくありません。数万円の尿検査を受けた結果、確定診断を得るために数十万円の追加出費と通院の手間が発生するという点は、受検者が最も戸惑うポイントです。
一方で、この精密検査によって自覚症状がまったくない「ステージIの早期胃がん」や「極めて初期の乳がん」が実際に発見され、内視鏡手術のみで根治できたという臨床報告も確実に存在します。費用と精神的負荷を「安心を買うための先行投資」と捉えられるかどうかが、受検後の納得感を大きく左右します。