現在の弘道会組織図を俯瞰する上で、基本構造となるのが「会長」「若頭」「舎弟頭」を軸とした厳格なピラミッド構造です。弘道会最高幹部一覧における序列は、単なる名誉職の並びではなく、動員力、上納金(会費)の負担能力、そして何より本部への絶対的忠誠度によって緻密に決定されています。
現在の最高指導体制において、トップに君臨するのは三代目会長・竹内照明です。竹内会長は六代目山口組においても若頭補佐などの要職を歴任し、組織全体の舵取りを担う中枢人物として警察当局から最重要警戒対象に指定されています。その直下で実務部隊の頂点に立つのが、若頭を務める野内正晃(野内組組長)です。野内若頭は、長引いた分裂抗争において最前線で主導的な役割を果たし、現在の弘道会における実質的な切り込み隊長として揺るぎない発言力を誇っています。
長老格や後見役として組織のバランスを保つ弘道会舎弟頭には重鎮幹部が配され、本部の日常業務や各ブロックの統括を行う「本部長」「統括委員長」、さらには「若頭補佐」といった弘道会役職一覧の各ポジションには、現場で実績を上げた傘下組織のトップが名を連ねています。これら最高幹部が形成する執行部会が、毎週・毎月の定例会を通じて全国の傘下団体へと迅速に指令を伝達するパイプラインとなっています。