一方で、ドライブコースとしての魅力は一級品だ。新緑や紅葉の季節には、息をのむような美しい渓谷美が広がる。三重県側のいなべ市にある阿下喜(あげき)温泉や、滋賀県側の多賀大社を結ぶ観光ルートとして、週末には多くのバイクやロードバイクが駆け抜ける。ただ、路面に散らばる落石や枝、そして急な霧の発生など、初心者ドライバーにとってはあまりにリスクが高いことも事実だ。観光振興と安全対策のバランスをどう取るか、自治体は頭を抱えている。
崩落と通行止めを繰り返す「国道306号」の現在地。物流の生命線か、それとも危険な酷道か?2026年春の最新ルポ
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