気候変動による災害の激甚化が進む中、ドームが果たすべき役割も変わった。今回の改修では、大規模災害時の「広域避難シェルター」としての機能が大幅に強化されている。
屋根の太陽光パネルと大容量蓄電池により、万が一周辺地域が停電しても、ドーム内は最低3日間、通常通りの電力を維持できる。さらに、敷地内には最大3000人が1週間過ごせるだけの備蓄倉庫と、飲料水を生成する高度ろ過装置が完備された。スポーツを楽しむ場所が、いざという時には命を守る砦になる。この安心感こそが、地域住民にとって最大のメリットかもしれない。