単位制高校で懸念されがちなのが、自己管理ができずに途中で挫折してしまうケースだ。同校では、この課題に対して教員によるきめ細かなカウンセリング体制を敷いている。定時制と通信制という二つの異なる学びのスタイルを提供することで、生徒のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる。
例えば、最初は通信制で自宅学習を中心に進めていた生徒が、自信を得て定時制の授業に通うようになるといったケースだ。逆に、仕事の都合で夜間の通学が難しくなった生徒が、通信制に切り替えて学習を継続することもある。この柔軟なセーフティネットこそが、高い卒業率を維持する秘訣だ。