「ジャスミン茶=花のハーブティー=ノンカフェイン」というイメージを持たれがちですが、これは明確な誤解です。ジャスミン茶は中国茶の分類では「花茶(ホワチャ)」と呼ばれ、緑茶や烏龍茶、白茶などの茶葉にジャスミンの花の香りを幾重にも吸着させて作られるフレーバーティーです。
日本国内で一般的に流通しているジャスミン茶の多くは、不発酵茶である緑茶をベースにしています。そのため、茶葉本来に含まれるカフェインがそのまま抽出液にも溶け出します。文部科学省の『日本食品標準成分表』を基準にすると、標準的なジャスミン茶のカフェイン含有量は浸出液100mlあたり約15〜20mg(茶葉5gを熱湯450mlで1分半抽出した場合)とされています。
完全にカフェインを断ちたい場面で「ジャスミン茶なら大丈夫」と思い込んで選んでしまうと、知らず知らずのうちにカフェインを摂取することになるため注意が必要です。