怪人協会編のクライマックス以降、ファンの間で一時的に死亡説が急速に拡散した時期がありました。この噂が広まった背景には、作中における過激なビジュアル描写と状況的な要因が重なっています。
第一の要因は、怪人協会幹部である「ブサイク大総統」による強酸攻撃です。ガロウ戦で戦意を喪失していたクロビカリは、ブサイク大総統の吐瀉物(強酸)を浴びせられ、誇りであった鋼の筋肉の皮膚がジュクジュクと激しく溶解する描写が描かれました。「絶対防御の筋肉が溶かされた」という視覚的ショックは極めて大きく、読者に致命傷を連想させました。
第二の要因は、その後の戦闘での長期離脱です。酸のダメージと完全なパニック状態に陥ったクロビカリは、黄金精子の強烈な一撃を顔面に食らい、完全に沈黙。戦いが終結するまで前線へ復帰できなかったため、「そのまま死亡したのではないか」という憶測がSNSや掲示板で一人歩きしました。
しかし、公式の確定事実として超合金クロビカリは死亡していません。酸による火傷は皮膚表面にとどまり、高度な医療処置によって傷は綺麗に治療されました。命に別状はなかったものの、筋肉を溶かされた恐怖と自信喪失という「心の後遺症」が、彼を深く苛むことになります。