カシマサッカースタジアムのゴール裏やSNS上では、サポーターの間でかつてないほどの激しい議論が巻き起こっています。論点は明確に二分されています。
「昔のように、相手を威圧する泥臭い鹿島を見せてほしい。綺麗にパスを繋いで負けるくらいなら、ロングボールを放り込んででも泥臭く勝ち点3を拾うのが鹿島のプライドだ」というオールドファンの声。一方で、現代サッカーの戦術分析に親しむ層からは全く異なる悲鳴が上がっています。「いつまで選手個人の閃きやデュエル頼みのフットボールを続けるのか。ポジショニングの約束事がないから、強固なブロックを組まれた瞬間に攻撃が手詰まりになる。これではアジアや世界どころか、Jリーグの頂点にも二度と立てない」という切実な指摘です。
鹿島アントラーズ サポーター 反応を現場で定点観測すると、試合後のスタジアムの空気には勝敗以上の重苦しさが漂っています。たとえ1-0で辛勝したとしても、内容が旧態依然とした放り込みに終始していれば歓声の中に戸惑いが混ざり、逆に内容面で前進が見られても敗れれば「勝たなければ意味がない」と糾弾される。このサポーターの引き裂かれた心理こそ、鹿島という巨大ブランドが背負う業の深さを物語っています。