岡田氏を語る上で常にネット上で取り沙汰されるのが、巨大流通グループ「イオングループ」との関係です。岡田氏の実父はジャスコ(現イオン)の創業者である岡田卓也氏であり、実兄はイオン取締役会議長兼代表執行役会長を務める岡田元也氏です。この華麗なる一族の背景から、SNSなどでは「実家の莫大なイオンマネーが立憲民主党の資金源になっているのではないか」「資産数十億円の富豪政治家」といった憶測が後を絶ちません。
しかし、政治資金収支報告書および国会議員の資産等公開資料を精査すると、現実は全く逆であることが分かります。岡田氏は政界入りした当初から「実家と政治は完全に切り離す」ことを鉄則として掲げており、イオングループ各社からの企業献金やパーティー券購入は一切受け取っていません。保有資産についても、株式の大半は適法に開示されているものの、私生活は「質素倹約」そのものであり、永田町では「外食時も割り勘を徹底し、政治資金の領収書チェックは1円単位まで自ら目を通す」という逸話が有名なほどです。イオンの資金力に依存しているという見方は、完全な事実誤認といえます。
また、有権者の関心が高い「後継者問題」についても、岡田氏は一貫して世襲政治の禁止を強く主張しています。岡田氏には3人の実子がいますが、いずれも秘書や政治活動に関与させておらず、民間企業で一般の社会人として勤務しています。「自分の選挙区を親族に継がせることは絶対にしない」という信念を公言しており、地盤の私物化を嫌うスタンスは党内外から高く評価されています。