SIMエラーが出た際、慌ててキャリアショップを予約して足を運ぶのは得策ではありません。大手キャリアの店頭サポートは有料化が進んでおり、簡単な操作だけで数千円の手数料を取られるケースもあるからです。まずは以下の手順を上から順番に試してください。
ステップ1:機内モードのオンオフで改善を試みる
コントロールセンターまたはクイック設定パネルを開き、飛行機アイコンをタップして「機内モードをオン」にします。約15秒待機した後、再びオフにしてください。これにより、端末のベースバンドモデムが強制的に電波とSIMの再スキャンを実行し、軽微なセッションエラーが瞬時に解消されます。
ステップ2:スマートフォンの完全再起動
機内モードで直らない場合は、端末の電源を完全にオフにして1分間放置した後、再起動します。メモリ上に溜まったキャッシュエラーがクリアされます。
ステップ3:SIMカードの物理的リセットとSIMトレイ掃除方法
電源をオフにした状態で、付属のSIMピンを使ってスロットを開けます。取り出したSIMカードの金属端子面を、メガネ拭きなどの柔らかく乾いたマイクロファイバークロスで優しく拭き取ってください。トレイ周辺のホコリはエアダスター等で飛ばし、息を直接吹きかける行為(唾液による腐食リスク)は絶対に避けてください。再度トレイの向きを正しく合わせて挿入します。
ステップ4:ネットワーク設定のリセット
本体の設定から「ネットワーク設定をリセット」を実行します。Wi-FiのパスワードやBluetoothのペアリング情報は初期化されますが、SIMの通信プロファイルが再構築され、頑固なエラーが解消する確率が極めて高い手法です。