ウェンディの戦闘力は、物語のフェーズごとに驚異的なインフレを遂げています。ギルド「化猫の宿(ケット・シェルター)」所属の初登場時は、攻撃魔法をほとんど扱えず、解毒や治癒、バフ・デバフといった補助魔法に特化した「後方支援タイプ」でした。しかし、フェアリーテイル加入後はナツやガジルらの豪快な戦いぶりを間近で吸収し、自ら前線に切り込む格闘ストライカーへと変貌を遂げます。
特に彼女を語る上で欠かせないのが、空気を喰らい力に変える「天空の滅竜魔法」と、事象の性質を上書き・付与する「付加術(エンチャント)」のハイブリッド運用です。以下の比較データは、彼女の成長段階と獲得能力の推移を客観的にまとめたものです。
彼女が扱う代表的な魔法一覧を見渡しても、その多機能ぶりは群を抜いています。
攻撃技としては、広範囲を薙ぎ払う「天竜の咆哮(てんりゅうのほうこう)」、両腕から鋭い風の刃を放つ「天竜の翼撃(てんりゅうのよくげき)」、風の爪痕で敵を切り裂く「天竜の鉤爪(てんりゅうのかぎづめ)」を基礎とし、奥義には空間の風を凝縮して吹き飛ばす「滅竜奥義・照破・天空閃(しょうは・てんくうせん)」を有しています。これに加え、攻撃力を劇的に引き上げる「剛力の付加(ヴァリアブル・アームズ)」や俊敏性を高める「疾風の付加(サイクロン・バーニア)」を瞬時に味方や自分自身に重ね掛けできるため、1対1の殴り合いから多人数戦の大規模レイドバトルまで、いかなる局面でも最高峰のパフォーマンスを発揮する実力者です。