ネット上の口コミで頻繁に見かける「届いた写真がスマホで見るより暗かった」という不満の声には、物理的な表示原理の違いが深く関係しています。私たちが普段見ているスマートフォンやパソコンの画面は、内部のバックライトが発光して映像を映し出す「透過光(RGB)」です。一方、現像された写真プリントは、室内の照明や太陽光が紙に反射して目に入る「反射光(CMYK)」によって色を認識します。
有機ELや高輝度液晶を搭載した最新スマートフォンは、実際の色情報よりも鮮やかで明るく見える傾向があります。そのため、画面上で「ちょうど良い明るさ」に見えていても、印刷すると光量が足りず、くすんで暗い仕上がりに感じられてしまうのです。
しまうまプリントの「色補正あり」は、この透過光と反射光のギャップを埋めるために機能します。全体のヒストグラム(明暗の分布)を瞬時に解析し、印刷物として最適なコントラストと彩度に引き上げる処理を行うため、未加工の写真ほど補正の恩恵を強く受けることができます。