子の自立で涙が止まらない…空の巣症候群の症状と立ち直る克服法

子の自立で涙が止まらない…空の巣症候群の症状と立ち直る克服法

子の自立で涙が止まらない…空の巣症候群の症状と立ち直る克服法の見逃せないポイントを徹底的にカバーしました。

子離れによる寂しさは自然な感情ですが、日常生活に支障をきたすレベルまで陥っていないか、客観的に評価することが大切です。まずは現在の精神状態をセルフチェックしてみましょう。

【空の巣症候群チェックリスト(直近2週間の状態)】
□ 子どもの部屋を見るたびに強い寂しさや虚しさを感じる
□ 一日中、子どものことばかり考えてしまい手につかない
□ 子どもからのLINEの返信が遅いと強い不安や見捨てられ感を抱く
□ 「自分の役割はすべて終わった」と虚無感に襲われる
□ 料理を作る気力が湧かず、スーパーの惣菜すら選べない
□ 理由もなく突然涙がこぼれ、感情をコントロールできない
□ 配偶者(パートナー)と二人きりの空間に息苦しさを感じる
□ これまで楽しめていた趣味やテレビ番組に興味が持てない
□ 睡眠薬やアルコールに頼る頻度が増えた
□ 朝起きた瞬間、体全体が鉛のように重く起き上がれない

※上記のうち4項目以上に該当し、その状態が2週間以上継続している場合は、軽度から中等度の空の巣症候群を発症している可能性が高いと推測されます。

また、空の巣症候群になりやすい人の特徴を分析すると、特定の性格傾向や生活習慣が浮かび上がってきます。

第一に、「責任感が強く完璧主義な人」です。子どもの学校行事や部活動のサポート、食事管理などに一切の手を抜かず、家庭運営を完璧にこなしてきた人ほど、管理対象を失った際の落差が耐え難いものになります。
第二に、「子育て以外の自己コミュニティを持たなかった人」です。交友関係のすべてが「〇〇ちゃんのママ」という文脈に依存していた場合、子の独立と同時に地域や知人との接点が完全に断絶します。
そして第三に、「子どもの人生と自分の人生の境界線が曖昧な人(母娘・母息子の心理的共依存)」です。子どもの進路選択や就職先を我がことのように悩み、意思決定を先回りして誘導してきた親は、子の旅立ちを「体の一部を切り取られた」かのような激痛として受容してしまう傾向にあります。

渡辺 美咲
著者

渡辺 美咲

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。