ネットカフェの利便性を左右する大きな要素が飲食物の扱いですが、ここには多くのユーザーが誤解しやすい法的トラップが存在します。現在、快活CLUB佐倉志津店の持ち込みルールは「店外からの飲食持ち込み自由」となっており、近隣のコンビニやスーパーで購入したおにぎり、弁当、飲料を館内に持ち込んで飲食することは完全に認められています。
しかし、トラブルになりやすいのが「鍵付完全個室」と「店内提供フード・ドリンクバー」の組み合わせです。これには警察庁の風営適正化法に基づく構造規制が深く関係しています。
鍵付完全個室は法的に「個室席」として届出がなされており、店内調理されたフライドポテトやラーメン、あるいはフリードリンクバーの飲料を個室内に持ち込むことは法律上禁止されています。個室で店内の食事を楽しみたい場合は、専用の飲食スペース(共有カフェエリア)に移動して喫食しなければなりません。一方で、利用者が店外から持ち込んだコンビニ弁当やペットボトル飲料であれば個室内で自由に飲み食いできるという、初見では不可解に思えるルール設計となっています。この二重構造を理解していないと、店員からの注意を受けて不快感を抱く原因になりがちです。