Q1:電子ピアノに付属していた高さ調節ができない椅子を使い続けても問題ないですか?
A1:成人で偶然にも身長と腕の長さがその椅子の高さに完全に適合している場合を除き、基本的に推奨されません。特に成長期の子供や小柄な大人が固定椅子を使うと、肘が鍵盤より下がって無理な手首の引き上げが生じ、腱鞘炎の大きなリスク要因となります。なるべく早い段階で高低自在椅子への移行をおすすめします。
Q2:子供の椅子の高さと足台は、どのくらいのペースで見直すべきですか?
A2:身体の成長スピードにもよりますが、最低でも3か月から半年に一度は横からの姿勢をチェックしてください。身長が数センチ伸びるだけで、膝の屈曲角度や肘の水平ラインは狂ってきます。新学期や衣替えのタイミングなど、定期的な確認ルーティンを設けるのが理想的です。
Q3:高さ調整ハンドルが硬くて回しにくいのですが、油を差しても大丈夫ですか?
A3:機械の金属昇降シャフト部分に市販の潤滑油(シリコンスプレー等)を塗布すること自体は有効ですが、座面の木部やクッション、合皮部分に付着するとシミや劣化の原因になります。液だれを防ぐためにウェスに油を染み込ませてからギア部分に薄く塗布するか、安全性を考慮して楽器店や調律師にメンテナンスを依頼するのが確実です。