インターネット上の一部掲示板やSNSでは「センティアホテル内藤は倒産したのではないか」という根拠のない噂が見受けられますが、これは明らかな事実誤認です。
運営母体である「ホテル内藤グループ」は、プレハブ建築や自走式立体駐車場などの総合建設メーカーとして全国規模の実績を誇る「株式会社内藤ハウス」(山梨県韮崎市)を基盤に持つ盤石な企業グループです。資金ショートによる経営破綻などではなく、グループのホテル事業ポートフォリオを時代に合わせて最適化する「スクラップ&ビルド」戦略の一環として閉館が断行されました。
その明確な証拠が、甲府駅南口至近の一等地に2020年に開業した新旗艦ホテル「城のホテル 甲府」の存在です。老朽化した相生のセンティアを閉じる一方で、甲府城跡の歴史的価値と調和した高付加価値型の新拠点を誕生させ、顧客の受け皿をより利便性の高い駅前にシフトさせました。つまり、衰退ではなく前向きな経営資源の集中とブランド進化が閉館の真の青写真でした。