Q1:教習車がCB400SFからNX400Lに変わったことで、卒業検定の一本橋やスラロームの難易度は上がりましたか?
A1:一長一短があります。NX400Lは低速トルクが太くエンストしにくいため、一本橋の低速バランス保持は容易になりました。一方で、アップライトなポジションとアドベンチャー特有の重心の高さがあるため、スラロームの俊敏な左右の切り返しにおいては、より積極的なニーグリップとステップワークによる荷重移動が求められるようになっています。
Q2:教習車の前後に付いているカラフルなランプは、どの色が何を表示しているのですか?
A2:教習所や仕様により細かな差異はありますが、一般的には上から「1速(青)」「2速(黄)」「3速(緑)」「4速(橙)」「ニュートラル(白)」と変速段数が示されます。下部には「前輪ブレーキ(赤)」「後輪ブレーキ(赤)」、さらに「指定速度(30km/hや40km/h)超過感知ランプ」が配置されており、指導員がブレーキの引きずりやギアの選択ミスを遠隔から確認できるようになっています。
Q3:中古市場で安く売られている教習車の払い下げバイクは、買ってから普通に公道を走れますか?
A3:保安基準に適合させるための改修を行えば公道走行は可能です。ただし、教習用の表示ランプ類は道路運送車両法に抵触するため撤去が必要となります。また、前述の通り過酷なアイドリングや転倒履歴によるダメージが蓄積しているケースが多いため、乗り出し前にクラッチ、ステムベアリング、電装系の総点検を実施する予算を確保しておく必要があります。
Q4:大型二輪の一発試験や教習所で使われるNC750Lは、小柄な体格でも足がつきますか?
A4:非常に足つき性は良好です。NC750Lは市販のNC750Xよりもサスペンションが低く設定されており、シート高は約770mmに抑えられています。さらに燃料タンクがシート下にあるため車体の重心が極めて低く、停車時に車体が少し傾いても支えやすい構造になっています。身長160cm前後の教習生でも両足接地を確保できるケースが大半です。