日本の蛇全種類と毒蛇の見分け方!マムシ・ヤマカガシ遭遇の対処法

日本の蛇全種類と毒蛇の見分け方!マムシ・ヤマカガシ遭遇の対処法

話題沸騰中の 日本の蛇全種類と毒蛇の見分け方!マムシ・ヤマカガシ遭遇の対処法について、詳しいまとめを分かりやすく掲載しています。

里山や住宅街で最も頻繁に目撃されるのは、アオダイショウ、シマヘビ、そしてニホンマムシです。一般財団法人日本蛇族学術研究所(ジャパンスネークセンター)の学術知見に基づき、肉眼で識別するための主要スペックと見分け方を整理しました。

種名詳細・数値データ(全長/毒性)形態的特徴・見分けの基準危険度と専門家の見解アオダイショウ全長100〜200cm
完全無毒オリーブ色〜暗緑色。細長い胴体。瞳孔は丸い。幼蛇時はマムシに酷似した斑紋あり。危険度:低
温厚で益獣。木登りが得意で屋根裏や納屋にも侵入する。シマヘビ全長80〜150cm
完全無毒黄褐色の地に4本の黒い縦縞。虹彩が赤く、瞳孔は丸い。黒化型(カラスヘビ)も存在。危険度:中(咬傷注意)
無毒だが攻撃性が強く、追い詰められると飛びついて咬みつく。ニホンマムシ全長45〜60cm
有毒(出血毒・壊死毒)ずんぐり太い胴体、短い尾。背中に「銭形斑紋(中央に黒点のある丸い模様)」。瞳孔は縦長のネコ目。危険度:極めて高
擬態して動かないため踏みつけ事故が多い。咬傷時は即治療が必要。ヤマカガシ全長70〜120cm
有毒(血液凝固阻止毒・頸腺毒)赤・黒・黄色の鮮やかなモザイク模様(地域差あり)。瞳孔は丸く丸顔。危険度:極めて高
毒牙が奥歯にあるため浅い咬傷では注入されないこともあるが、毒性はマムシ以上。

最大の特徴として、アオダイショウ特徴は全長が優に1.5メートルを超える堂々たる体格にあります。樹上性で側稜(キール)と呼ばれる腹板の角を使って垂直な壁や樹木を巧みに登り、ネズミを追って民家の軒先や天井裏に姿を現します。一方、シマヘビ無毒でありながら非常に活動的で、敵が近づくと尾を小刻みに振って威嚇音を立て、電光石火のスピードで威嚇行動をとります。黒化型の個体は「カラスヘビ」と呼ばれ珍重されますが、種としては同一のシマヘビです。

最も識別を誤ってはならないのがマムシ見分け方です。マムシは体長がせいぜい60cm程度と短く、胴回りが太く三角形に張り出しています。決定的な鑑別ポイントは背中の「銭形斑紋」です。楕円形の模様の中に黒い眼のような斑点が入る特徴的な模様をしており、瞳孔は鋭い縦長の楕円形をしています。草むらに擬態してじっと動かないため、誤って手足を近づけて咬まれるケースが大半を占めます。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。