布袋寅泰氏の最初の結婚相手は、「総立ちの久美子」の異名で80年代の音楽シーンを席巻したロックシンガー・山下久美子氏でした。ふたりの出会いは1985年、BOØWYがブレイクへと駆け上がっていた時期にアルバム制作のスタジオワークを通じて意気投合したことがきっかけでした。翌1986年1月に結婚し、布袋氏は彼女の楽曲プロデュースも担当。「赤道小町ドキッ」に代表される彼女の魅力を引き出しつつ、公私にわたる最強の音楽タッグとしてファンからも熱狂的な支持を集めていました。
しかし、90年代に入ると次第に夫婦の歯車が狂い始めます。多忙によるすれ違いに加え、山下氏の親しい友人であった今井美樹氏がふたりの生活圏に深く関わるようになったことで関係は急速に悪化。1997年11月、10年余りに及ぶ結婚生活にピリオドが打たれることとなりました。破局の決定打となったのは、夫の心が完全に別の女性へと移ってしまったことでした。