現地を訪れるにあたって、絶対に誤認してはならないのが授与所の稼働スケジュールと各種手続きのルールです。
授与所受付時間と季節による閉門の差異
上野東照宮授与所受付時間は、原則として午前9時00分から閉門時間までとなっています。ただし、開門および閉門の時刻は季節によって異なります。
例年、冬季(10月〜2月頃)は16時30分頃、春季から秋季(3月〜9月頃)は17時00分〜17時30分頃までと変動するため、参拝計画には余裕を持たせる必要があります。特に限定の昇龍守が頒布される16〜18日や、年末年始・ゴールデンウィーク・秋の紅葉シーズンは、授与所周辺が大変混雑します。確実かつ静謐な気持ちでお守りを受けるためには、平日の午前9時台から10時台の参拝が極めて理想的です。
遠方からの「郵送授与」に関する実情と作法
「遠方に住んでおり、東京まで参拝に出向けない」という問い合わせに対して、上野東照宮では一部の御神札やお守りについて郵送対応を実施しています。しかし、上野東照宮お守り郵送を利用する際には厳密な心得が求められます。
神社のお守りは通信販売の「商品」ではなく、神札神具としての神聖な授与品です。公式ホームページの案内を確認した上で、現金書留等の指定された正規の手順を踏んで申し込む必要があります。また、数量限定である「昇龍守」などは現地参拝者への授与が最優先されるため、郵送対象外となる場合がある点には重々留意しなければなりません。
感謝を込めて手放す「お守り返納方法」の礼儀
願いが成就した際や、拝受から1年が経過した際、最も重要なのが上野東照宮お守り返納方法です。境内には「古札納所(納札所)」が常設されており、不要になったお守りを感謝の念を込めて納めることができます。
遠方で再訪が叶わない場合は、封筒に「古札在中」と明記し、感謝の手紙とお焚き上げ料(初穂料相当の現金書留や定額小為替)を同封して郵送返納することも社務所にて受け付けられています。神社本庁の教理に則り、他寺社のお守りをごちゃ混ぜに送るような非礼は避け、上野東照宮で受けたものは上野東照宮へお返しするのが大人の嗜みです。