モデルとして華々しく活動していた彼女が本格的に銀幕へ足を踏み入れたのが、2022年公開のホラー映画『牛首村』でした。『犬鳴村』『樹海村』に続く清水崇監督による「恐怖の村」シリーズ第3弾であり、演技未経験ながら映画初出演にして初主演という異例の抜擢は当時大きな衝撃を与えました。
同作において彼女は、性格の異なる女子高生の双子「奏音」と「詩音」という極めて難易度の高い一人二役に挑戦。恐怖に怯える生々しい表情から姉妹の繊細な心情の演じ分けまでを見事にこなし、第65回ブルーリボン賞新人賞を受賞しました。
映画関係者の間では興行収入約10億円というスマッシュヒットを記録した興行面での強さも高く評価され、単なる話題性先行ではない「映画女優・Kōki,」の確かなポテンシャルを広く知らしめる原点となりました。