Amとは何の略?「夜12時はどっち?」の正解や意外な語源を徹底解説!

Amとは何の略?「夜12時はどっち?」の正解や意外な語源を徹底解説!

Amとは何の略?「夜12時はどっち?」の正解や意外な語源を徹底解説!についての真相をお届けします。

時刻を表す「AM」の正体は、古代ローマで使われていたラテン語の「ante meridiem(アンテ・メリディエム)」の頭文字を取った略語です。直訳すると「正午の前」を意味します。対をなす「PM」は同じくラテン語の「post meridiem(ポスト・メリディエム)」であり、こちらは「正午の後」を指しています。

ここで重要な鍵を握るのが「meridiem(メリディエム)」という語根です。これは「中間の日」を意味する「medius dies」から派生した言葉であり、天文学における「子午線(Meridian)」の語源でもあります。地球上のある地点において、太陽が天球上の子午線を通過する瞬間、すなわち「太陽が南中する瞬間」を指して「正午」と定義しました。太陽が子午線に到達する前だから「ante meridiem(午前)」、子午線を通過した後だから「post meridiem(午後)」という極めて明快な天文学的区分が敷かれています。

英語圏における表記ルールにも、歴史的な積み重ねに基づく厳格な作法が存在します。一般的に用いられる主要なスタイルガイド(AP通信スタイルブックやシカゴ・マニュアル・オブ・スタイルなど)では、小文字でピリオドを伴う「a.m.」「p.m.」、あるいは小文字のままピリオドを省いた「am」「pm」、大文字の「AM」「PM」など複数の流派が認められています。ただし、いずれの基準においても共通しているのは、「数字とAMの間には半角スペースを挟むのが国際的な正式作法」(例:9:00 AM)という点です。ビジネス文書や国際通信において数字にベタ付けする表記(9:00AM)は、非公式な略記と見なされるケースがあるため注意を要します。

佐藤 大輔
著者

佐藤 大輔

最新のテクノロジーと生活デザインの融合をテーマに、国内外の最新トピックを発信しています。