精液が黄色いのは病気?原因と危険な症状の見分け方を専門記者が解説

精液が黄色いのは病気?原因と危険な症状の見分け方を専門記者が解説

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将来的に子どもを望んでいる男性にとって懸念されるのが、男性不妊との関連性です。黄色い精液そのものが直ちに不妊を意味するわけではありませんが、その原因が「生殖器内の慢性的な炎症」にある場合は警戒を要します。

尿道炎や前立腺炎、精巣上体炎などの炎症が放置されると、精液中に大量の白血球(膿)が出現します。精液検査において白血球数が一定基準を超えると「膿精液症(のうせいえきしょう)」と診断されます。白血球が過剰に存在すると活性酸素が生み出され、精子の細胞膜やDNAを傷つける原因となります。その結果、以下のような異常値が引き起こされます。

・精子運動率の著しい低下(精子が元気に泳げなくなる)
・精子奇形率の上昇(受精能力の低下)
・精管の通過障害(炎症の悪化による精管の狭窄や閉塞)

自覚症状が軽いからといって感染症を放置し続けると、無症状のまま生殖機能にダメージが蓄積し、妊孕性(にんようせい=妊娠させる力)が低下するリスクを招きます。ブライダルチェックや精液検査で黄色化や白血球の増加を指摘された場合は、抗生物質などによる適切な除菌治療を受けることが不可欠です。

林 結菜
著者

林 結菜

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。