連盟の制度改革が進む一方で、SNSや地域コミュニティでは一部の誤解や不安の声が散見されます。現場の取材から見えてきたリアルな課題と真相を検証します。
ネット上でよく見られる誤解の一つに「会員マイページの導入によって、未登録の愛好者が完全に排除されるのではないか」という懸念があります。しかし実際には、地域連盟が主催するオープン大会や親睦交流杯などは、一般参加を受け入れているケースが多数存在します。連盟登録が必須となるのは、あくまで公式ランキングに反映される公認大会や昇段・昇級審査、指導者資格の取得に限られています。
一方で、地方のクラブチームや部活動の現場からは切実な声も届いています。都内の中学校外部指導者は次のように現状を証言します。
「保護者や生徒自身がマイページでアカウントを作成・管理する仕様になったため、年度初めの登録漏れが起きやすい。特に審判資格の更新講習をオンラインで受講し忘れた生徒が、公式戦の審判割当から外れるトラブルが散見されるため、指導者側のアナウンス負荷は以前より増しているのが現実です」
制度自体は極めて合理的であるものの、末端のプレイヤーや保護者への周知徹底という運用面のハードルが依然として残されていることが浮き彫りになっています。