カッサータとは?シチリア伝統アイスケーキの魅力と簡単レシピ

カッサータとは?シチリア伝統アイスケーキの魅力と簡単レシピ

カッサータとは?シチリア伝統アイスケーキの魅力と簡単レシピについて分かりやすく解説いたします。最新の情報をお届けします。

「カッサータ(Cassata)」は、南イタリア・シチリア島を発祥とするシチリア伝統菓子です。その語源はアラビア語で「ボウル」や「鉢」を意味する「カッサ(qas'at)」に由来するとされ、9世紀から11世紀にかけてシチリア島がアラブの支配下にあった時代に原型が生まれたと伝えられています。もともとは復活祭(イースター)などの祝祭を祝うために作られていた特別なごちそうでした。

現在、日本で親しまれているカッサータは、冷たく凍らせて提供されるリコッタチーズ スイーツ(セミフレッド仕立て)が主流です。しかし、本場シチリアの伝統的な「カッサータ・シチリアーナ」は、スポンジケーキにリキュールをしみ込ませ、砂糖を加えたリコッタチーズクリームを詰め、周囲をマジパンで覆って華やかな砂糖漬けフルーツ(カンディート)でデコレーションした、常温〜冷蔵で食べる非常に濃厚な生菓子です。

一般的なカッサータ アイスケーキ 違いとして注目すべき点は、主原料と食感の構造にあります。通常のアイスケーキは乳脂肪分を多く含んだアイスクリームミックスをベースに凍らせますが、カッサータは乳清(ホエイ)から作られる低脂質なリコッタチーズを主軸に、ホイップした生クリームやメレンゲをふんわり合わせます。そこに色鮮やかなドライフルーツ ナッツ(ピスタチオ、アーモンドなど)がぎっしり散りばめられているため、凍っていてもカチカチにならず、口の中で空気を含むようにスッと溶けていく独特の軽やかさが生まれます。

山本 拓海
著者

山本 拓海

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。