ネット上で汎用性の高い煽り・ツッコミ構文として親しまれている「一般将校は黙っていろ」というフレーズは、主にリアルロボットアニメや架空戦記作品の特務部隊が持つ特有の空気感に由来しています。ガンダムシリーズをはじめとするハードなミリタリー描写を含む作品群では、軍の正規組織である「一般将校」と、特殊な権限や最新鋭機を与えられた「特務部隊・エリート部隊」との間に強烈な軋轢が生じる描写が度々描かれてきました。
選ばれた者だけが属する特命部隊の司令官やエースパイロットが、前時代的な戦術や官僚主義に囚われた一般将校の横槍を一蹴する――そうした劇中の緊迫した対立構図が視聴者に強いインパクトを与え、印象的な台詞回しとして切り取られたことがミーム化の原点です。権威主義的な一般将校を実力主義の現場トップがねじ伏せるカタルシスが、フレーズそのものに強い説得力を宿らせています。