語学系を目指す受験生が必ず直面するのが、神戸外国語大学と東京外国語大学の比較です。同じ外国語単科大学でありながら、設置母体やアプローチには明確な違いが存在します。
まず専攻言語の幅広さで見れば、世界各地の少数言語を含む28言語を網羅する東京外大(国立)に対し、神戸市外大(公立)は英米・ロシア・中国・イスパニア・国際関係の4学科1コースに絞り込んでいます。少数精鋭で実学としての語学・地域研究を極めるのが神戸のスタイルです。
経済面にも見逃せない差があります。神戸市外国語大学の学費は、公立大学ならではの恩恵があり、神戸市内在住者(入学者の一定条件を満たす本人または扶養者)であれば入学金が141,000円(市外在住者は282,000円)と大幅に減免されます。年間授業料は国公立標準の535,800円で統一されており、私立大学の国際系学部と比べれば4年間で数百万円の学費負担を抑えることが可能です。西日本に拠点を置きつつ、学費を抑えて超ハイレベルな教育を受けたい層にとって、これ以上の選択肢はありません。