立命館中学校・高等学校の入試難易度は、希望するコースや入試日程によって明確な階層構造を形成しています。大手進学塾の模試データ(日能研、五ツ木・駸々堂模試など)の最新動向を分析すると、立命館中学校・高等学校の偏差値は、附属校人気の定着とともに堅調な高水準を維持していることが分かります。
中学校入試においては、標準的な附属校一貫教育を展開する「CL(コアラーニング)コース」と、より高度な学術探究や発展的学習を志向する「AL(アドバンストラーニング)コース」が設定されています。CLコースの偏差値帯は50〜55前後(五ツ木・駸々堂基準で55〜58前後)であるのに対し、ALコースは60〜63前後(同基準で64〜67前後)に達し、難関進学校に匹敵する学力が求められます。
一方、高校入試から入学する場合、難関国公立大学や医歯薬系学部を目指す「MS(メディカルサイエンス)コース」の偏差値は68〜71と極めて高く、公立トップ高(膳所高校、堀川高校、北野高校など)の併願先・進学先として位置づけられています。立命館大学への進学を軸に据える「コアコース」であっても偏差値は63〜65前後を記録しており、高校募集枠の縮小傾向も相まって高い競争率が続いています。
関西圏の中学受験における立命館中学校の併願校パターンとしては、男子では高槻中学校、東山中学校(ユリーカ)、洛星中学校の後期日程との組み合わせが定番です。女子では同志社系列(同志社女子、同志社香里)や京都女子中学校、帝塚山中学校などが頻繁に併願先として選ばれています。難関進学校を第一志望とする受験生が、確実な大学進学ルートを確保するための「堅実な併願校」として選択するケースも目立っています。