副鼻腔炎の市販薬ですぐ効くのは?チクナインや漢方の即効性と選び方

副鼻腔炎の市販薬ですぐ効くのは?チクナインや漢方の即効性と選び方

副鼻腔炎の市販薬ですぐ効くのは?チクナインや漢方の即効性と選び方の疑問点について、専門知識を取りまとめてご紹介します。

副鼻腔炎の内服薬として薬局で推奨される代表的な漢方薬には、主に辛夷清肺湯(しんいせいはいとう)と葛根湯加川芎辛夷(かっこんとうかせんきゅうしんい)の2種類があります。症状の時期や体質によって適した処方が異なるため、正しい見極めが肝心です。

小林製薬の「チクナイン」などに代表される辛夷清肺湯は、熱を持った炎症を鎮め、粘り気のある濃い鼻水を排出しやすくする処方です。効果を実感するまでの時間には個人差がありますが、一般的には服用開始からおよそ3日〜1週間程度で膿の排出や鼻の通りに変化が現れ始めます。慢性化して黄色や緑色の鼻水が出る場合や、鼻の奥に熱感を伴うケースに適しています。

対して葛根湯加川芎辛夷は、風邪の初期症状に伴うサラサラとした鼻水や、悪寒を伴う急性副鼻腔炎の立ち上がり期に向いています。体を温めて血行を改善する作用があり、比較的初期の鼻づまりや頭痛に対しては数日以内の早い段階で即効性を実感しやすい特徴を持っています。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。