ネット上の口コミやSNSで散見される誤解の一つに、「アンヌプリは初心者向けだから上級者には物足りない」「サイドカントリーならどこでも自由に滑れる」というものがあります。これは重大な誤認であり、安全管理上も看過できません。
ニセコには国際的にも厳格に運用されている「ニセコルール」が存在します。「ニセコアンヌプリ バックカントリー ゲート 規制」において、コース外滑走は指定された公式ゲート(アンヌプリエリアでは通称「ええ沢ゲート(Gate 1)」や「ジュニアゲート(Gate 2)」など)からのみエントリーが許可されます。ゲートが開いているか否かは、当日の雪崩情報(ニセコ雪崩情報)とパトロールの安全判断によって毎朝厳格に決定されます。
ロープを潜り抜けてのコース外滑走(完全なロープくぐり)は即座にリフト券没収の対象となるだけでなく、雪崩誘発の重大なリスクを負います。広大で安全に見えるアンヌプリだからこそ、ゲレンデ内の整備された快適エリアと、自己責任が求められる危険地帯の境界線を正確に認識しなければなりません。