国際社会には、バチカン以外にも独自の歴史と主権を保ち続けるミニ国家が存在する。国連加盟国および国際的に認知された独立国を対象とした世界の極小国家一覧の最新データを以下にまとめた。
世界最小の国ランキングにおいて首位のバチカンに次ぐのが、世界で2番目に小さい国のモナコである。モナコは面積わずか約2平方キロメートルでありながら、カジノやF1グランプリ、タックスヘイブンとしての政策により、世界屈指の富裕層密度と人口密度を誇る。バチカンが「信仰と精神」の極小国家であるのに対し、モナコは「経済とラグジュアリー」に特化した極小国家という対比は非常に興味深い。
また、海に浮かぶ独立国に目を向けると、オセアニアのナウルが世界で一番小さい島国として知られる。かつてリン鉱石の輸出で驚異的な国民所得を誇った歴史を持ち、国土が1本の環状道路で結ばれているナウルは、領土の狭小さゆえに国際経済の荒波をダイレクトに受けてきた歴史を持つ。