名優・柄本明の息子として知られる柄本佑と柄本時生。実力派俳優の経歴や豪華すぎる家族関係、親子共演の裏話や結婚・現在の状況とは一体どのようなものなのでしょうか。世間が抱く「偉大な父の威光」という先入観を、二人はどのように自らの実力へと変換してきたのかを検証します。
兄の柄本佑は、2003年に映画『美しい夏キリシマ』のオーディションを自らの意志で受け、主演デビューを飾りました。思春期特有の揺らぎを体現したその演技は高く評価され、キネマ旬報ベスト・テン新人男優賞を受賞。その後も大河ドラマ『光る君へ』の藤原道長役をはじめ、圧倒的な色気と知性、狂気を自在に行き来する主役級俳優へと飛躍を遂げました。
一方、弟の柄本時生は、2005年に兄のオーディション現場にたまたま居合わせたことを機にスカウトされ、映画『Jam Films S』の『すべり台』で主役に抜擢されるという特異なスタートを切ります。唯一無二のファニーフェイスと、どこか哀愁を漂わせる佇まいは映画監督たちを魅了し、『深夜食堂』や『バイプレイヤーズ』シリーズをはじめ、日本の映像作品に欠かせないスパイスとして重宝されてきました。柄本明 息子 現在の立ち位置を比較すると、王道と怪優のコントラストが見事に成立しています。