冬の大三角を見上げる夜:ベテルギウスの謎と今宵の肉眼観測ガイド

冬の大三角を見上げる夜:ベテルギウスの謎と今宵の肉眼観測ガイド

冬の大三角を見上げる夜:ベテルギウスの謎と今宵の肉眼観測ガイドの要点や背景を丁寧にまとめました。全体像を一目で把握できます。

街灯の多い住宅街でも、双眼鏡すら使わずに3秒で捉えるルートがある。視線を南の空、見上げるほどの高さへ向けてほしい。まず探すべきは、誰もが知るオリオン座の「三ツ星」だ。均等に並んだこの3つの星を見つけたら、そこから左斜め上へ視線を滑らせる。そこに佇む鈍いオレンジ色の巨星がベテルギウスだ。

次に、三ツ星の並びをそのまま右斜め上から左斜め下へと一直線に地面方向へ引き伸ばす。視線の先で猛烈な瞬きを見せる青白い閃光、それがシリウスである。全天21の一等星の中でダントツのマイナス1.46等級を誇るこの星は、見間違うことのほうが難しい。最後に、ベテルギウスとシリウスを底辺として、東(左手側)の宙空に目をやると、淡い黄白色の一等星プロキオンがバランスよく浮かび上がっている。三者を結べば、夜空に美しい正三角形が完成する。

スマートフォンの画面を暗く設定し、目を闇に慣らすことおよそ10分。瞳孔が開ききったとき、肉眼で捉える星の光は驚くほど鋭利に突き刺さる。方角は南東から南、時刻は20時から深夜0時前後が最も見上げやすいゴールデンタイムとなる。

加藤 愛美
著者

加藤 愛美

マーケティングと消費者心理のトレンドを分析し、現代のヒット商品の背景を読み解きます。