大阪港のランドマークである天保山ハーバービレッジ周辺は、インバウンド観光・レジャーの活況を象徴する縮図となっている。大観覧車やマーケットプレースが隣接するこのウォーターフロントには、アジアや欧米をはじめとする世界中からの旅行者が絶え間なく行き交う。
円安傾向の定着と関西エリアの国際的な知名度向上によって、訪日客の動線はますます過密化している。周辺のカフェや商業施設も賑わいを見せる一方、突発的な人流の集中が入場待機列の長期化を招く要因ともなっている。旅程の限られた旅行者にとって、数十分のタイムロスは致命的だ。港湾エリア全体の回遊性を高めるためにも、事前予約による分散入場への協力が求められている。