田村淳さんのキャリアにおける大きな転換期となったのが、長年所属した吉本興業からの独立と、自身の会社立ち上げだった。相方・田村亮さんを巡る一連の騒動の際、相方の活動再開の受け皿として設立されたのが「株式会社LONDONBOOTS」である。その後、淳さん自身も完全独立を果たし、新たなビジネスの海へ漕ぎ出すこととなった。
独立という大きなリスクを伴う決断の裏には、間違いなく香那さんの後押しがあった。組織の看板を捨て、一人の起業家・表現者として挑戦を続ける夫に対し、彼女は一切の不安を見せることなく、「あなたが決めた道なら全力で応援する」と背中を押したという。
ロンドンブーツ1号2号というコンビの絆を守り抜き、相方の亮さんを温かく引き戻した淳さんの決断。その経営者としての勇気と覚悟は、家庭という揺るぎない安全基地を完璧に守り続ける香那さんの存在があってこそ結実したと言える。