栄のビジネス街において今、最も急激な変化を見せているのが「個食」へのアプローチだ。複数人での長時間のランチミーティングが減少する一方で、自分のペースで効率的かつ上質な食事を楽しみたいというニーズが定着した。
店舗側の設計思想も様変わりした。単に1人席を詰めるのではなく、隣客の視線が気にならない緩やかな曲線のカウンターや、荷物をゆったり置ける奥行きのある席配置がトレンドとなっている。さらに、スマートフォンによる事前注文とスマート決済を組み合わせ、入店から退店までのロスタイムを極限まで減らした店舗が人気を集める。時間を有効に使いたい若い世代を中心に、ストレスフリーな食空間が支持を得ている。