大型アップデートの導入時に常に付きまとうのが、動作の安定性やバッテリー持ちに関する懸念です。ネット上に寄せられたiOS 16の評判と口コミを分析すると、機能面への称賛がある一方で、特定のトラブルに関する報告も散見されます。
初期バージョン(iOS 16.0〜16.1付近)で多く指摘されたのが、iOS 16のバッテリー消費が早くなったという声です。メジャーアップデート直後は、端末内部でSpotlight検索のインデックス再構築や写真の機械学習処理がバックグラウンドで集中的に実行されるため、一時的に電池消費が増加し、端末が発熱しやすくなります。通常は数日間の通常利用で落ち着きますが、経年劣化したバッテリーを搭載した旧型端末では消耗の体感が強まる傾向がありました。
そのほか、過去に報告された主な不具合の傾向としては以下の点が挙げられます。
- キーボード入力の遅延:日本語かな入力時にフリックの追従がワンテンポ遅れる現象(その後の小規模アップデートで順次改善)。
- Wi-FiやBluetoothの接続不安定:一部の公衆無線LANや特定周辺機器との接続が途切れるトラブル。
- アプリの強制終了:OS側の仕様変更に未対応だったサードパーティ製アプリでのクラッシュ。
成熟版となった現在のiOS 16系列(iOS 16.7.x)では、これらの初期バグの大半が修正されており、日常使いにおける安定性は極めて高いレベルに達しています。