この作品の凄みは、連続ドラマ終了後も1997年から2005年にかけて、不定期にスペシャルドラマが制作され続けた点にある。『19歳までの詩』から『二十歳の風』、そして『夢見る頃を過ぎても』に至るまで、キャスト陣は実際に歳を重ねながら、現実の時間の重みを役に反映させていった。
柏原演じる優介もまた、司法試験への挫折や社会の現実に打ちのめされる苦悩を経験する。かつての美しい少年が、傷つき迷いながら大人の顔つきへと変化していくプロセスの泥臭さ。単なるアイドルドラマの枠組みを超え、生きることの生々しさを提示し続けたことこそ、このシリーズが伝説と呼ばれる所以だ。