デビューと同時に大爆発したKAT-TUNですが、そこに至るまでの道のりは決して順風満帆な短期コースではありませんでした。グループの結成は2006年のデビューから遡ること5年前の2001年。KinKi Kidsの堂本光一の専属バックダンサーグループとして、メンバーの頭文字を集めて結成されたのが始まりです。
メンバー構成は、K(亀梨和也)、A(赤西仁)、T(田口淳之介)、T(田中聖)、U(上田竜也)、N(中丸雄一)の6人。従来のジャニーズアイドルが標榜していた「親しみやすさ」「王子様感」とは対極にある、鋭く尖ったルックスと攻撃的なパフォーマンスを前面に押し出した「ブラック&ワイルド」路線を確立していきます。
デビュー前にもかかわらず、2002年には単独コンサート『お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!』を成功させ、全国ツアーのチケットは即完売。ドラマ『ごくせん』第2シリーズ(2005年)に亀梨和也と赤西仁が出演したことで人気は完全に沸点へ達していました。異例とも言える5年間の熟成期間があったからこそ、マグマのように溜まったファンの熱量がデビューの瞬間にミリオンセラーという形で解き放たれたのです。